ニュートロックスサンの日焼け止め効果とメカニズムを図で説明:飲む日焼け止めサプリメントとは

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「飲む日焼け止めサプリメント」の日焼け止め成分「ニュートロックスサン」について、その日焼け止めメカニズム、そして日焼け止め効果の大きさを紹介します。

日焼け止めと言えば、上の写真のように直接塗るものだったのですが、最近は「飲む日焼け止め」というサプリメントが登場しています。

例えばホワイトヴェールや、インナーパラソル16200といった商品です。

これらの製品には「ニュートロックスサン(NUTROXSUN)」と呼ばれる成分が含まれていて、これが日焼け止め効果を発揮します。

本記事では

  • 日焼けで肌が黒くなる理由
  • ニュートロックスサンの日焼け止めメカニズム
  • ニュートロックスサンによる日焼け止め効果の大きさ

を紹介します。

日焼けのメカニズム

まず日光による紫外線で日焼けして、肌が黒くなる理由を簡単に説明します。

日焼けは3ステップで発生します。

ステップ1 太陽の紫外線が肌の奥を刺激する

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太陽の紫外線がお肌の奥に届くと、肌の奥にあるメラノサイト」という細胞を刺激します。

また、紫外線はお肌のほかの細胞にも刺激を与え、活性酸素」と呼ばれる酸素を生み出します。

ステップ2 メラニンが生成される

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刺激を受けた「メラノサイト細胞」は、「メラニン」という色素を生み出します。

このメラニンが肌の色を決めます。

ですが、実は生まれたばかりのメラニンは黒色でなく、薄い色をしています

ステップ3 活性酸素でメラニンが黒くなる

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新たに発生したメラニンに、紫外線で発生した活性酸素がくっつきます。

活性酸素は他の物質とくっついて、その物質を酸化させる性質があります。

酸化とは鉄がさびる作用のことです。

活性酸素がくっついたメラニンはさびて、「黒く」なります

黒くなったメラニンが、徐々に皮膚の表面に移動することで、皮膚が黒く見えるようになり、日焼けします。

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この3ステップ

  • 紫外線で「メラノサイトが刺激される」+「活性酸素発生」
  • メラノサイトが「メラニンを生成」
  • 「活性酸素がメラニンにくっつく」→黒くなる

により、肌が日焼けして黒くなります。

そのため、各ステップに対して、日焼け止め対策があります。

3種類の日焼け止め対策

1.日光そのものを防ぐ

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1つ目は肌に塗るタイプの日焼け止めです。一般的なものです。

太陽の紫外線を防ぐことで肌細胞への刺激を防ぎます。

ただ、塗るのが面倒です。

2.メラニン生成を防ぐ

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メラノサイトからメラニンが作られるのを防ぐ方法があります。

メラニンが作られるときには、「チロシナーゼ」という酵素が働きます。

このチロシナーゼの働きを阻害する成分として

ルシノール、アルブチン、ハイドロキノン、コウジ酸、ビタミンC(アスコルビン酸)、ビタミンC誘導体(リン酸アスコルビルMgなど)

などがあります。

これらが配合されている美容液を塗ることで、メラニン生成を抑え、日焼けを防ぐことができます。

3.活性酸素を除去する

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最後の方法が、活性酸素とメラニンが結合して、メラニンが黒くなるのを防ぐ方法です。

そのために、活性酸素を除去します

活性酸素を除去するには、「メラニンよりも活性酸素とくっつきやすい物質」をお肌や体内に与えてあげます。

こうした「活性酸素をくっつきやすい作用」を抗酸化作用と呼びます。

抗酸化作用のある物質としては、

ビタミンC、ビタミンE、ピクノジェール、
ビタミンE、アスタキサンチン、コエンザイムQ10、リコピン
各種ポリフェノール(ニュートレックスサンなど)

が挙げられます。

これらの物質を摂取することで、メラニンが黒くなるのを防ぎ、日焼けを防ぎます。

「ニュートロックスサン」はポリフェノールの一種です。

※その他に、黒くなってしまったメラニンの色を薄くする方法もあり、こうした場合にはハイドロキノン、ビタミンC、ビタミンC誘導体などが使用されます。

ニュートロックスサンのメカニズム

「ニュートロックスサン」の日焼け止めメカニズムは、

最後のステップ

「活性酸素とメラニンが結合して、メラニンが黒くなる」

のを防ぎます。

ニュートロックスサンはポリフェノールの一種であり、活性酸素とくっつく力が強いです

活性酸素がメラニンと結合する前に、ニュートロックスサンとくっついて除去されます。

その結果、メラニンは活性酸素とくっつかず、薄い色のままでいれます。

ニュートロックスサンの科学的効果

ニュートロックスサンの日焼け止め効果の大きさについては、きちんと論文で紹介されています。

研究者の夫に読んでもらい、内容を教えてもらいました。

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[引用:Pérez-Sánchez, A., et al. “Protective effects of citrus and rosemary extracts on UV-induced damage in skin cell model and human volunteers.” Journal of Photochemistry and Photobiology B: Biology 136 (2014): 12-18.]

ニュートロックスサンの効果を調べた論文では、細胞実験と人での実験をしています。

上の図が人での実験結果です。以下注釈は難しいので読み飛ばしてください。

上図縦軸は最小紅斑刺激強度といって、どれくらい強い光を当てると皮膚が赤くなってしまうか(日焼けするのか)を示しています。横軸はサプリメントを飲み続けている日数です。85日後には最小紅斑刺激強度が156%まで上がっており、紫外線の影響が 100/156 = 2/3 になっています。また論文のappendixでは他の抗酸化物質との効果も比較しており、ニュートロックスサンが優れていることが示されています。

簡単に言うと、ニュートロックスサン(1日250mg)を85日飲み続けると、「紫外線に対しての肌のバリア機能」150%にアップします。

3ヶ月間、ニュートロックスサン配合のサプリメントを飲み続けるだけで、紫外線のお肌への影響を「3分の2」にすることができるということです。

また、論文中では、ニュートロックスサンが、他の抗酸化物質よりも紫外線バリア効果が大きいことが確かめられています

「冬の紫外線の強さ」をとすると、「夏場」はその3倍の強さがあります。

ニュートロックスサンを飲むことでその影響を、3分の2にすることができるので、夏場の紫外線の強さを2に抑えることができます。

※さすがに夏場の海など紫外線が強すぎる場所は、「ニュートロックスサン飲んでるから日焼け止めなしでOK」とはならないので、塗る日焼け止めも用意したほうが良いと思います。

ここで、ニュートロックスサンの研究からわかった重要ポイントを整理します

1.ニュートロックスサン配合サプリメントを飲むと、紫外線の影響を2/3にできる

2.効果を最大限に出すには3ヶ月前から飲み続ける

です。

紫外線の強さは1月から徐々に増加し、5月から8月にピークを迎えます。

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[画像引用:http://www.naturalweb.co.jp/uvcare/uvseason.html]

そのため、「初夏の3ヶ月前」からニュートロックスサン配合のサプリメントを飲み続けるのがベストです。

3月か4月から飲みはじめ、8月か9月の終わりまで摂取するのが良いです

最後に、ニュートレックスサンが配合されたおすすめのサプリメントを紹介します。

最近は「ホワイトヴェール」「インナーパラソル16200」というサプリメントが人気です。

成分の配合量やお値段などを考慮した場合に、私的にはインナーパラソルのほうがおすすめです。

次のページではこの二つのサプリメントの、成分・効果、価格・コスパを比較します。

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