本記事では「髪の毛にダメージを与えてしまう3つの原因」について紹介します.
髪がダメージを受ける3つ原因は次のとおりです.
- パーマやカラーの施術
- 自宅でのお手入れ時のダメージ
- 生活環境によるダメージ
それぞれについて説明します.
パーマやカラーの施術によるダメージ
パーマやカラーは,髪の性質を変えるほど大きな変化なので,髪にも負担がかかります.
パーマやカラーは2つの薬剤を使うことが一般的です.
1つ目の薬剤の役割は,キューティクルを開かせて,2つ目のパーマ剤やカラー剤を,髪の毛の内部に浸透しやすくします.
1剤目はキューティクルを開かせるために強いアルカリ性になっており,キューティクルにダメージを与えてしまいます.
そのため,パーマやカラーをした時は,その後のダメージケアが重要です.
自宅でのお手入れ時のダメージ
自宅でのお手入れ時にも髪にダメージを与えてしまうことがあります.
とくに,
髪が濡れている状態はキューティクルが開いているため,とてもデリケートです
濡れている状態の髪に対して,強くひっぱって櫛をしたり,タオルでゴシゴシ強くこすると,キューティクルがはがれてしまいます.
また,ドライヤーやアイロンの「熱」も髪のダメージになります.
風量の弱いドライヤーで髪を乾かすと,髪の一箇所の温度が部分的に熱くなりがちです.
すると温度が高くなりすぎた部分は,キューティクルが傷んでしまいます.
生活環境によるダメージ
3つ目の生活環境によるダメージは,外部からのものと,身体の内側からのものに分けられます.
外部環境としては,紫外線やタバコの煙などが挙げられます.
これらは髪の色素細胞であるメラニン細胞や,髪の内部のタンパク質にダメージを与えます.
身体の内側の環境としては,ストレスや睡眠不足,乱れた食生活が挙げられます.
ストレスや睡眠不足などで頭皮の血流が悪くなると,髪にきちんと栄養が届かなくなります.
また,髪はタンパク質でできているので,食生活が乱れてアミノ酸やビタミン・ミネラルが不足すると,髪が痩せて細くなります.
以上,髪にダメージを与える3つの原因でした.
これらに気をつけることで,より美しい髪を保つことができます.
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